静脈内鎮静法をご存じですか？
歯科治療の中でもインプラント治療は外科処置と言われる手術を行います。
手術や痛みに対して不安や恐怖心を抱く方は多いのではないでしょうか？
それは凄く当たり前の事です。好んで手術を受けたいという方は出会ったことがありません。

不安を感じた際は遠慮せずに歯科医師にご相談ください。
当院では不安や恐怖心を抱いた方へご提案させて頂く方法に、「静脈内鎮静法」があります。
静脈内鎮静法とは、腕に点滴をしながら鎮静剤を投与し、ややボーッとして眠くなる状態を作る方法です。
全身麻酔とは違い意識が完全に無くなる事はありません。
治療中は、まるで半分眠ったような状態になります。
静脈内鎮静法は意識がなくなってしまう麻酔自体に抵抗がある方も全身疾患をお持ちの方や緊張の強い方の歯科治療においても大変有効的な対応となります。

実際、治療中の記憶が無い方もいらっしゃいますが治療後にゆっくり体を休めることで意識は次第に明瞭になってきますので心配はいりません。

静脈内鎮静法を行う際はいくつか注意点が御座います。
まずは体調を万全にしておく必要があります。

これは静脈内鎮静法に限った事ではありませんが手術日の前日や当日に風邪や発熱、体調不良を自覚した場合はお早めに歯科医院に連絡をするようにしてください。体調を整えるために手術日に向けて睡眠を十分にとり暴飲暴食を避け、アルコール類も控えめにしましょう。
また交通手段に関してですが、当日は車の運転は絶対になさらないで下さい。
薬の影響で、眠くなったりフラついたりすることがありますので一番望ましいのは帰宅時には付き添いの方が居られたほういいと思います。

一度ご家族と相談してみてください。しかしご都合もあるかと思いますので無理な場合には、十分な回復を待って一般の交通機関などを利用しましょう。

当日帰宅後はゆっくりと休息を取って下さい。

体への負担はありますので過度な運動やアルコール摂取は控えましょう。

インプラント治療は「第二の永久歯」と言っても過言ではないほどに自然な歯のように仕上がる為、当院でもお勧めしている治療法になります。
しかし手術を伴う治療法なので諦めてきた方も多いのではないでしょうか？
静脈内鎮静法ならば、恐怖心に支配されることなく、リラックスした状態で安心して安全な手術を受ける事が可能です。
「歯の治療をしたいけれど痛みや処置が怖い…」という方は是非、静脈内鎮静法を使ってしっかりと口内環境を整えていきましょう！
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください